「あぐりさん」

「そら野テラス」の前身、「あぐりの里」からお世話になって20年｡始めは「朝の通勤に､おにぎりを」と立ち上がったプレハブ小屋でしたが､いちごが評判になったことをきっかけに「ここのおにぎり､おいしいね」と喜ばれるようになり､手作り団子や総菜もスタートして地元では「あぐりさん」と親しまれるまでになりました｡

売上の無い日は､自分で商品を買って売上の足しにしたり､強風で穴の空いた屋根を見たお客様に雨漏りを心配された日々…

今となっては笑い話ですが､「あぐりの里」はそんなお客様や自分達に愛情いっぱいに育てられたんだと感じます｡「そら野テラス」となり、ちょっぴり戸惑うこともありましたが､年月を経て「あの時代があってこそ今がある」と思い､今では､素敵な名前で､このお店にぴったりだなって思います。